don caballero 『 american don 』
2009年 06月 17日
♦米ピッツバーグを拠点とする、don caballero(ドン・キャバレロ)。2000年『 american don 』NO.4。
・オフィシャルサイト
・MYSPACE
・試聴
メタル系のバンドがプログレをやるのと、ハードコア系のバンドがプログレをやるのの違いは・・・後者はヌメっとしてないってところか(?前者も好きだけど)。クリムゾンの『Discipline』やslintの『Spiderland』がルーツとされ、Don Caballeroによって決定的とされるマス・ロックとか言う変拍子多様の音楽。プログレやポスト・ロックの刺激的なところだけを、切り取ったような音楽って思っているところはあるけど、その下地いは、高度な演奏技術によって巧みに構成されているバンドマジックのようにも感じるな~。
何度かこの手のバンドのライブを観に行ったけど(残念ながらDon Caballeroは観たことない)、その巧みさは、計算されたものとわかる・・・大抵CDと同じように聴こえるライブが多い。決してフリーフォームでやっているわけではなく、いかにエキサイテッングな流れにするかを、前後のタメも含め、密接に構築しているんだろうなと思ったりもした。その分、窮屈さも感じてしまう。
しかし、このアルバムでもそうだけど、このような複雑な展開を構築できるのは、本当に素晴らしいと思うし、それによってもたらされるトランス感覚・高揚感は、とても刺激的。以前の作品よりも、幾分抑えられている感はあるけど、さほどテンポを変えず進む中でも、緊張感を増長させていく流れが、非常に素晴らしいと思う。でも、すごい技術なんだろうけど、どうしてあんな複雑なリズムを奏でることができるんだろうか・・・音楽やらないのでわからないが、不思議すぎる。後のbattlesの作品への試金石とも言えなくないか(?)。
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メタル系のバンドがプログレをやるのと、ハードコア系のバンドがプログレをやるのの違いは・・・後者はヌメっとしてないってところか(?前者も好きだけど)。クリムゾンの『Discipline』やslintの『Spiderland』がルーツとされ、Don Caballeroによって決定的とされるマス・ロックとか言う変拍子多様の音楽。プログレやポスト・ロックの刺激的なところだけを、切り取ったような音楽って思っているところはあるけど、その下地いは、高度な演奏技術によって巧みに構成されているバンドマジックのようにも感じるな~。
何度かこの手のバンドのライブを観に行ったけど(残念ながらDon Caballeroは観たことない)、その巧みさは、計算されたものとわかる・・・大抵CDと同じように聴こえるライブが多い。決してフリーフォームでやっているわけではなく、いかにエキサイテッングな流れにするかを、前後のタメも含め、密接に構築しているんだろうなと思ったりもした。その分、窮屈さも感じてしまう。
しかし、このアルバムでもそうだけど、このような複雑な展開を構築できるのは、本当に素晴らしいと思うし、それによってもたらされるトランス感覚・高揚感は、とても刺激的。以前の作品よりも、幾分抑えられている感はあるけど、さほどテンポを変えず進む中でも、緊張感を増長させていく流れが、非常に素晴らしいと思う。でも、すごい技術なんだろうけど、どうしてあんな複雑なリズムを奏でることができるんだろうか・・・音楽やらないのでわからないが、不思議すぎる。後のbattlesの作品への試金石とも言えなくないか(?)。
by catrock
| 2009-06-17 23:46
| 00年代名盤